何をどれだけ備蓄すればいい?防災初心者のための3日分備蓄リスト【まず揃えたい必需品】

「災害への備えが必要なのは分かっているけれど、何をどれくらい用意すればいいの?」

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

2026年11月2日、防災庁が発足しました。細野防災大臣の会見では「最低3日間、できれば1週間分の水や食料を備蓄してください」と緊急要請が出されました。

事前防災徹底のための緊急要請 | 防災庁
事前防災徹底のための緊急要請に関するページです。

2011年の東日本大震災では、当初の想定を大きく上回る津波が発生し、甚大な被害をもたらしました。災害に備える際には、これまでの想定にとらわれず、最悪の事態も考えておくことが大切だと分かります。

もちろん、行政や自治体による支援は重要です。しかし、被災した地域全体に支援が行き渡るまでには時間がかかることもあります。

だからこそ、特に自分で避難行動を取ることができる人や、家庭で備えを進められる人は、日頃から自分と家族の生活を守る準備をしておくことが大切だ、というのが、細野大臣の会見でのメッセージだと考えています。

災害が起きてから慌てて準備するのではなく、何も起きていない今のうちに備えておく。

まずは最低3日分、できれば1週間分の水や食料、携帯トイレなどを用意することから始めてみませんか?

この記事では、備蓄初心者の方に向けて、まず揃えたいものと選び方を分かりやすく紹介します。

まずは3日分の備蓄を目標にしよう

防災の備蓄は、最初から完璧に揃える必要はありません。
まずは最低3日分、余裕があれば1週間分を目標に、少しずつ準備していきましょう。

備蓄の基本となるのは、次の3つです。

  • 水
  • 食料
  • 携帯トイレ

特に水は、飲み水だけでなく調理などにも必要になります。目安は1人1日3リットルです。
例えば、1人暮らしなら次の量が目安になります。

備蓄品3日分7日分
飲料水9L21L
食事9食21食
携帯トイレ15〜18回分程度35〜42回分程度

※水は飲料水としての目安です。生活用水は別途考えておきましょう。携帯トイレは1人1日5〜6回を目安にした例です。
家族の人数に合わせて必要な量を計算してみてください。

備蓄しておきたい必需品リスト

ここからは、具体的に何を用意すればよいのか紹介します。

① 水:1人1日3リットルを目安に

災害時には断水する可能性があります。飲み水を確保するために、ペットボトルの水を備蓄しておきましょう。

おすすめの備え

  • 2Lのミネラルウォーター
  • 持ち運びやすい500mLの水
  • 水を保管できるポリタンク

【おすすめ商品】

長期保存水は保存期間が長く、普段の飲料水とは別に管理したい方にも便利です。購入時には保存期間と保管方法を確認しましょう。

② 食料:調理しなくても食べられるものを

停電やガスの停止が起きると、普段どおりに料理できないことがあります。そのため、開封するだけで食べられるものや、お湯・水で調理できる保存食を用意しておくと安心です。

おすすめの備蓄食品

  • アルファ米
  • レトルト食品
  • 缶詰
  • カップスープ
  • 栄養補助食品
  • ビスケットやようかん

【おすすめ商品】

普段から食べ慣れているものを選ぶのもポイントです。アレルギーや食事制限がある方、小さな子どもがいる家庭は、それぞれに合った食品を準備しましょう。

③ 携帯トイレ:忘れずに用意したい必需品

意外と見落としやすいのがトイレの備えです。
断水や排水設備の損傷が起きた場合、普段どおりにトイレを使えないことがあります。
そんなときに役立つのが携帯トイレです。

おすすめの備え

  • 凝固剤付き携帯トイレ
  • 排泄物を入れるための密閉袋
  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュ

【おすすめ商品】

携帯トイレは、1人1日5〜6回程度を目安に、人数と日数に応じて準備しましょう。

④ 明かり・電源:停電への備え

夜間に停電すると、室内の移動や情報収集が難しくなります。

おすすめの備え

  • LEDランタン
  • 懐中電灯
  • 予備の乾電池
  • モバイルバッテリー

【おすすめ商品】

スマートフォンは安否確認や情報収集にも使います。電源を確保できるよう、普段から充電状態を確認しておきましょう。

⑤ 衛生用品・日用品

水が使えない状況でも、できるだけ清潔に過ごせるように準備しておきましょう。

おすすめの備え

  • ウェットティッシュ
  • マスク
  • 消毒用品
  • トイレットペーパー
  • ゴミ袋
  • 生理用品
  • 常備薬・救急用品

【おすすめ商品】

普段使っているものが災害時にも必要になることがあります。自分や家族にとって欠かせないものをリストアップしてみましょう。

備蓄を無理なく始める3つのポイント

「必要なものが多くて、一度に揃えるのは大変そう」と感じた方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、次の3つの方法です。

ポイント① まずは水・食料・トイレから

最初からすべて揃えようとせず、優先順位をつけて購入しましょう。
まずは水、食料、携帯トイレの3つから。余裕ができたら、明かりや電源、衛生用品を追加していきます。

ポイント② ローリングストックを取り入れる

ローリングストックとは、普段使う食品や日用品を少し多めに購入し、古いものから使って、使った分を買い足す方法です。
例えば、いつも食べているレトルト食品を少し多めに買っておき、食べたら補充するなどです。
特別な防災食品だけに頼らず、普段の生活の延長で備蓄を続けることができます。

ポイント③ 定期的に中身を確認する

せっかく備蓄していても、賞味期限が切れていたり、必要なものが不足していたりすると困ってしまいます。
半年に1回など、定期的に備蓄品を確認する日を決めておくと、万一の備えになります。

自宅の備蓄だけでなく、避難の準備も忘れずに

備蓄があれば、自宅避難でも大丈夫というわけではありません。
建物の倒壊や浸水、火災などの危険がある場合は、安全な場所へ避難する必要があります。

なので、次のことも確認しておきましょう。

  • 自宅周辺のハザードマップ
  • 避難場所と避難経路
  • 非常用持ち出しバッグ
  • 家族との連絡方法

自宅で生活できる場合に備える「家庭備蓄」と、すぐに避難するときに持ち出す「非常用持ち出し品」は別々に準備しておくと安心です。

まとめ:まずは今日、ひとつ備えてみよう

災害への備えは、いつか必要になるかもしれないものではなく、日々の暮らしを守るための準備です。

今回紹介した内容を振り返ってみましょう。

  • 水:1人1日3リットル
  • 食料:最低3日分、できれば1週間分
  • 携帯トイレ:1人1日5〜6回程度を目安に
  • 明かり・電源:ランタン、懐中電灯、モバイルバッテリー
  • 衛生用品:ウェットティッシュ、マスク、常備薬など

小さな一歩を積み重ねることが、自分と大切な人を守ることにつながります。

ぜひ今日から、できることをひとつ始めてみてください。

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